ISBN:978-4-579-30428-8 2009年 文化出版局 1300円
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『ミセス』2005.6~2007.12月号掲載の「島田雅彦の母親のための課外授業」などを再構成したもの。
思春期、親子関係、教育の悩み。経済問題、人間関係、家庭生活。そして母親自身の問題・・・生きがいについて、年齢を重ねること、幸せについて。
社会人としてまっとうに生きるにはどういう考え方をすべきか?を語っています。
完璧な環境を用意したと思っても、子どもが思い通りに成長するはずもなく、結局は自分で自分を愛し、周囲との関係を築いて、その子なりの幸せをつかめるような体力をつける手助けをするだけということ。
実際、子育てしていると毎日が大変なんでしょうが、たまにこういう基本を見直せるようなアドバイスをみるのは効果がありそうでした。
最終的には子どもの心配より、自分はどうなの?っていうことですね。手ごたえのある納得のいく生活をしている親を見ていれば、それなりに子どもは育つとのこと。
各相談の最後に、島田先生の文士コスプレ・・・やら、釣堀休日を演出したお写真が入っているのがス・テ・キ。
こんなに美☆おじ様なのに、世間的にはどうなんでしょう。小説も面白いと思うんだけど。