2011/02/14

『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉

ISBN:978-4-09-386280-6 小学館 1500円



☆☆☆☆



「令嬢刑事と毒舌執事が難事件に挑戦!ユーモアたっぷりの本格ミステリ、ここに登場!」(帯より)



令嬢と執事、令嬢と運転手。といえば私は北村薫が思い浮かびますけれど、こちらの二人は男女で年も近い。らしい。
令嬢らしい事件解決(『富豪刑事』みたいな)ではなくて、あくまでも執事がさくっと解決してくれます。



お互いの立場があるのに、毒舌でお嬢様がコテンパンに言われるあたりが・・・ユーモア? しかし、ドタバタではありません。
ユーモアなら西澤保彦のラインが好きなので、物足りなかった。



短編集なので、読後感に物足りなさがあります。ぜひ次回は長編にしていただいて、何でもできるのに毒舌は直さない執事・影山がどうしてこうなのか?を知りたいです。そのあたりを含め、シリーズ化希望。



ミステリはおどろおどろしくなく、さっぱり目の殺人場面で読みやすい。本格・・・の定義は私には難しいのですが、トリックを解くのはちゃんとしてました。あまりトリッキーすぎないのも、読みやすいです。