2008/08/24

『ABCDEFG殺人事件』鯨統一郎

ISBN:978-652-08625-4 2008年 理論社<ミステリーYA!>



☆☆



両親をなくし、飼い猫をなくしたショックで耳が聞こえなくなった18歳の女の子が主人公。探偵事務所に勤めているアンナは、そこでいろんな事件をある特技を使って解決しまくり。



謎解きが簡単になるなら、やっぱりキャラ立ちしまくっててほしい。アンナちゃんが18歳だなぁって思えない。しかも人が次々に死にすぎだし!



猫とか動物と会話できる探偵がいるのかもしれないが、無機物と話が出来るって・・・いつでも現場から情報がもらえて良いわねー(あまりに謎が簡単に解けて物足りない)





2008/08/23

『不惑の手習い』島田雅彦

ISBN:978-4087712261 集英社 2008年



☆☆☆☆



ムダにいい男すぎる作家、島田雅彦が一流の芸術家、料理家、職人などから手ほどきを受ける体験記モノ。



形から入る人らしく乗馬ではウェスタンな服、左官では量販店で買ったつなぎ、を素敵に着こなす作家でした。



読んでる限り、カンは良いらしく、そこそこ様になっているものも多い。集中するのが上手いのかも。さすがだな、作家。







『のだめカンタービレ』21巻

真澄ちゃんファンであり、恋愛に比重がかかってきたパリ編(真澄ちゃん・・・・カムバーック!)には以前ほどの興味がわかないのだけど、とりあえずって感じで読みましたー。



お、今回はなかなか面白かったです。ミルヒーのダークサイド?というか、ミルヒーの音楽家としての力をのだめにも?!というところまで。





2008/08/20

『闇の聖杯、光の剣』篠田真由美

ISBN:978-4652086223 理論社



☆☆★



<北斗学園七不思議②>
シリーズだというのに、表紙のイラストが違う感じになりました。表紙裏の学園見取り図も。うーむ。シリーズなら同じ見取り図を使ってほしい。だって見てる方向まで違ってるんですけどー。



今回はナチスの残党(のような、でも違う)組織と学園とのつながりが主軸。オカルト風味もあり、ナチの話もあり、美術史がらみもあり、こんな軽いお話に入れても溢れるだろうというエッセンスが・・・ 実際にあることを絡ませるのもいいけど、この枚数なら別に実際の事件とつなげなくてもいいのに。



またも命からがら、のわりにさくっと済ませている中学生たち。もっと怒ってほしい~ 登場人物たちについても、「前作を読んでくれ!」の言葉で済ますのは、乱暴じゃないでしょうか。これをたまたま手に取ったコもいるだろうから、ある程度分かるようにしてあげて・・・・



いまいち主人公ら三人の男の子に肩入れもできないので、残念シリーズになっちゃうかも。







『王国は星空の下』篠田真由美

ISBN:978-4652086032 理論社 ミステリーYA!シリーズ



☆☆☆



<北斗学園七不思議①>
広大な敷地に立つ、歴史ある私学に通う三人の中学生。当然、寮生活。



語り手は1番元気な「アキ」。



字も大きいし、ソフトカバーなので寝る前とかにささっと読むとちょうど良いです。七不思議を解いていくようなので、7作続くのでしょうか? 



主人公の「アキ」、正義漢で猪突猛進型。しかし命に関わるような危険な目に遭うわりに、口外するな、とかいわゆるオトナ社会のグレー理論をしぶしぶ受け入れてます。子どもで、ちょっとオトナみたいな、というあたりを出したいんだと思いますが、中学生の男の子にしては、ちょっと物分り良すぎる気がします。



七不思議の謎解きへの展開が、ひねりがなくて、ああそうですか・・・ですが、軽く読むなら、ま、いっか。



最後の謎解きに登場するのが、アルセーヌ・ルパンの話がヒントになったりするあたり、本当の対象年齢(YA世代)に、ルパンも読んでほしいのかもしれません。





『「特に」語学に効く心理学 おとなの学習 自己チュー宣言!』

ISBN:978-4757414396



☆☆☆☆



コツコツできません、三日坊主ばかりです。何の役に立つのか・・・と思うとやる気が失せます。英語は話せたら嬉しいけど、TOEICの勉強はいやだーっ



↑私が相談するとしたら、こんな感じ。そして、似たような相談がたくさん寄せられてました。そして、なるほど~といい気になったのは、



「お勉強」と思うと、いやだけど、昔の中国の文人が働きもせず詩作に耽ったかのように、私も英語というご趣味を嗜んでいると思えばよいというもの。



いいな、それ! お勉強、試験勉強と思うとやらされてるかのように思いたくなる。や、もうオトナだからもちろん自主的にやろうと思ってるんだけど。
でも、もう一歩傲慢に。



趣味なら、三日やって、一日休んでも、別にいいよねぇ~♪





2008/08/01

『もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ』

ISBN:978-4093797849 2008年 小学館



☆☆☆



オトナ(おじさん)の修学旅行。カメラマン含め3名で有名観光地をめぐります。



その土地で感じたことを書いてます。ので、観光ガイドにするにはひとつずつの情報量は少なく、あまりガイド的には使えなさそうでした。
おじさんたちは、常にテンションやや低いところからのスタートらしい。



おじさんたちは、その土地の歴史にじーんと感動したり、建築物をつくった人物像に思いを寄せたり、楽しそうでした。で、夜は地のものを頂きまくる。ちょっとこの気持ちは分かります。