ISBN:978-4-562-04049-0 2007年 原書房
☆☆☆★(3.5)
美術の高校教師でもあった著者の心を捉える「イケメン」を、実際に見たときの思い出とからめて顕した一冊。
旅先で「いい男まつり」をこっそり開催している私にとっては、やっぱりそうだよ!とわが意を得たりの視点です。
美術・芸術を楽しむのには、それぞれの観点があるでしょう。美術史の観点、名声を得たものを見る、貴重なものを見る、お気に入りの作家、お気に入りの国・・・などなど。
私はグッとくるかどうか。
色気が出てるものとか、はみだしちゃってるものがあるとか、そういうものには強く興味がわきますね。反対に、整ったもの、というのも時代をうまく乗せてたりして面白いことも。
面白さではもっと評価したいけれど、これがお気に入りのイケメン!というのに、図版が小さい&モノクロ。この程度にするなら文庫書き下ろしでもよさそうです。
ラファエロやミケランジェロ、ダ・ヴィンチに紙幅を割いているため、内容はイタリアのフィレンツェ、ローマ、ヴァチカンが主で、あとはフランスのルーブルが少し。
フィレンツェに旅しながら、ウフィッツィに行かなかったんですよねー。また来るための口実、と取ってあるんですが、早く行きたくなりました。