2014/03/18

『その夜の侍』

2012年

監督・脚本・原作/赤堀雅秋
堺雅人、山田孝之、新井浩文、綾野剛、坂井真紀、田口トモロヲ、木南昭子、谷村美月
高橋努、山田キヌヲ、安藤サクラ、でんでん、峯村リエ、黒田大輔、小林勝也、三谷昇

★★★★

観終わった直後は、面白い、面白くない、楽しい、楽しくない、ツライ、笑えるなどなどの簡単に言いあらわせる言葉が、何一つ当てはめることができず、「・・・・・・」という脳内であったが。

二日くらい経過した頃に、あ・・・じわーっと何か来た!という。

さて何が来たのか。

1、堺雅人が汗臭そうだった。
2、新井浩文の役もよく考えみると、気味悪い。
3、安藤サクラ、最高。
4、堺雅人の演技を褒めるべきなのか迷い(いつものような演技レベル)、実はいつもいい演技なので、ナイス演技!といわれなくなっている俳優だなと気づく。→いい演技だった。といえる。
5、山田孝之が演じるニンゲンには、一生関わらないでいたい・・・
6、亡くなったひとの声や映像は繰り返し見ないほうが心おだやか。

と言ったあたりか。

1、なかなか体臭しそうな画面の日本映画はないので、堺雅人の汗の描写は良かった。あんなにプリン食べてあの体型、ぜったい糖尿病の疑い。

2、ひき逃げされ死亡した妻の兄:新井浩文。何でひき逃げ犯と彼を付け狙う義理の弟の間に挟まっているのか。いい人になりたい病。自覚なし。コワイ。

3、安藤サクラはいつどこで見ても素敵すぎる。ご両親からいいトコをもらって、自立したニンゲンになったという感じだ(実際はどうかは別ですけど、画面ではそう見える)

4、どろレス(@暗闇)の堺雅人と山田孝之は、もはやどちらが優位に立っているのか見えなくなる戦いへと突入。
妻殺しの復讐のはずが、<俺を救え>キャンペーンへと変化している。

何気ない話したいとか言うセリフで、もう何がなにやら。それまでのセリフに違和感はなかったが、ココだけものごい違和感だった。他に言い方はないものか。どろレスから急に“ロハス生活特集”ってくらい、違和感があった。
それを言う相手は、少なくともひき逃げした山田孝之ではないのだが、毎日尾行したおかげで妙な愛着が生まれているらしい。

5、こんなにキレイな顔に生まれて、この性格。驚くほど飽きっぽく、暴力傾向があり、自分勝手の度合いが冴え渡っている。違う惑星に住む、違う言語の異星人。

6、5年も妻が残した最後のルス電メッセージを聴いていれば、誰でもおかしくなりそう。メッセージを消したとき、執着が消えたと思いたい。

ふっと、悪魔の掘った穴に誘い込まれて落ちることって、いくらでもありそう。その穴を避けて行きたいものだ・・・・が、感想らしい感想かもしれない。

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