コバルトがまだ元気で、X文庫が出た頃に思春期の入り口にいた私。ですが、氷室冴子はあまりツボではなくて、読んでいなかったなぁ・・・とふと思い(逝去されたと聞いたせいものあります)、友人に何から読めば?と聞いて薦められた。
1、氷室冴子と私(と友人も)、同じ大学の同じ学部出身だし。
2、札幌が舞台だから親近感沸きまくり。
確かに!たいてい小説は住んだことや見たことの無いものでも、想像で読むけれど、あまりに脳内でリアルに湧き上がる情景におかしささえ感じられました。マリア像が目に浮かぶよ・・・
女の子たちに、友情とかほのかな恋とか、まだ何者でもない自由さとか、勇気とか。もしも知小学生の私なら、もっと親近感が湧いたのか?
全体に明るいので、ツライ状況にもしもあっても、きっと大丈夫と元気をもらえるような小説かもしれません。
ただ、なぜ小中学生の頃に氷室作品を読まなかった理由を、読みながら思い出しました。
主人公がいい子で、あまり好きになれない(この年頃で主人公が好きじゃなかったらまず2作目は手にしませんね)。
舞台が普通の生活をあまり逸脱しない(その頃、ミステリとSFにも染まっていたので、普通のお話にあまり興味が湧かなかった)。
今、読んでて1番ダメだわと思ったのは、大学生の光太郎に対する態度が、いやだ!
あんなおじさんって!ひどいわー。しーのちゃん、ひどすぎ。いい子のフリだ・・・ご馳走になっててその言い草、甘えん坊さんー。
私の長女体質が妹キャラのしーのへの憎しみになっているのだろうか。
キャラだけなら、変人らしいマッキーのほうが好みでした。わがままでもいいから、自分の言い分を通す気の強いキャラのほうが好きなのです。
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