2011/12/11

『マイレージ、マイライフ』

Up in the Air 2009年 アメリカ



監督/ジェイソン・ライトマン
ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック



★★★★



解雇宣告人の仕事で年間300日以上を出張で全米の空を飛びまわっているライアン・ビンガム。密かな目標は1000万マイルを貯めて、飛行機に自分の名前をつけてもらい、フィンチ機長に会うこと。
「バックパックに入らないものは持たない」主義者で、同内容の講演も頼まれるほど。
すべて合理的で、あとくされなく、地上の重力から離れた生活を体現し愉しんでいるはずだった。



わざわざ出向かずとも、ビデオ電話で通告すれば出張費が抑えられる、と新方式を提案した新人を連れ、実際の現場を見せていくライアン。
そしてホテルで出会った同じような雰囲気の女性と出会い、軽い付き合いのはずが、自分に欠けているものは、愛!と、求めるように。けれども、それは彼女のつくっているファンタジーで、実際には夫や子どもがいた。



新人の愛を信じる若い心と、悟ったつもりのオトナの二人。



ハッピーエンディングとは少し違うラスト、中年男子の途方にくれつつ、次の一歩に踏み出したい表情のジョージ・クルーニーが良かった。
思うままにいかないことも含め、何か違うものに変化しようとしているのだから。
空港にいれば、全てを地上に置いて自由になれそうな気がする。ビンガムはそんな気分を味わっていたのかも。



出来るだけ、しがらみから遠く離れて生きていたいのは、私も同じ。彼の華麗な生活に憧れないわけではないけれど、誰かに必要とされていたいとも思う。



ジョージ・クルーニーがとても普通の中年男性に見えていたのが素晴らしい。オーラ消せるタイプなんだって気づいてませんでした。カッコいいけど、田舎町の結婚式にも溶け込めるのね。見直した。



ヴェラ・ファーミガ
30ちょっと、の年齢設定だったのだけど、ものすごく色気があって参りました。超美形じゃないのに、スタイルがいいのと、表情が少しまったりとしてて、素敵。



ほぼ同年齢だというのに、自分との違いにがっかりしまくり・・・





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