ISBN 4-89194-707-1 PARCO出版 2005
第49回岸田國士戯曲賞受賞『鈍獣』の戯曲本。
最後にキャストの生瀬勝久、池田成志、古田新太と宮藤との対談つき。女優さんたち、西田尚美、野波麻帆、乙葉のアンケート、最後に演出家の河原雅彦のコメントあり。
見る前に読んだほうが面白いかなと思い、先に読んでみました。
小説の映画化だと不満に思うことが多いけど、脚本を読むのは自分の脳内演出的で描いたのと、実際の公演とのギャップが面白い。ので、脚本を読むのはけっこう好き。どう考えても、実際の公演のほうが素晴らしいのだし!
本筋はわりに掴めるけど、1幕2幕の冒頭にあるコンビニのおばちゃんたち(当然、生瀬、池田、古田の3名が演じる)のとこが活字じゃ物足りなさすぎだ。江田の挿入歌部分もこれは活字じゃ面白くないのでした。新太が歌うの観たーい。
文字を追ってるだけでも、3人の妖しさがむんむんな感じ。いまだに謎ながら、古田新太の色気とか、成志のカッコよさとか、生瀬さんのつかみどころがありそうでないとことか。
殺そうとしても殺そうとしても死なず、憎しみももたれず(それどころか好意的態度)、そんな凸川が次第に少しずつ不気味さを増していくような感じでしたが。
ラストの「覚えてないわ」、覚えてないのか知らないのか、それもはっきりしないのって気味悪いな。誰を殺そうとしてるのか・・・ちゃんと分からなくて、コワイ。
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