Hard Candy 2006年 アメリカ
監督/デヴィッド・スレイド
パトリック・ウィルソン、エレン・ペイジ
★★★★
出会い系で知り合った32歳カメラマン(ジェフ)と、14歳のまだ子どもっぽさが残る少女(ヘイリー)。
カフェで話しているうちに、あるバンドのライブ音源があると誘いこみ、カメラマンの家にいくことに。ところが彼女のつくった飲み物を飲んでから、男の恐怖の時間がはじまった。
椅子にくくりつけられ、お前はペドフィリアだと言われ、自宅壁の少女たちの(いかがわしい感じらしい、この時点でははっきり画面に写ってない)写真をどうやって撮った、と脅される。
写真は芸術作品で、何もしてない、というジェフに対し、室内を探し回り、ついに証拠を発見。その少女は、どうもジェフのお気に入りらしい。
一度は逃げ出したものの、素直に警察にいけない事情もあってヘイリーに反撃しよとして、また返り討ち。
いろいろ攻防があり、後半は下半身に氷を着けられた状態で目が醒めるジェフ。危ない男だから去勢するといわれ、ウォッカで消毒、氷で麻酔のかわり、抜いた玉はキッチンのディスポーザー・・・
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殺さない、という割りに、最後は自殺を迫って実行させたり、ヘイリーと行方不明の少女との関係も分からない、と謎が残ったままであるが、密室劇として面白かった。
部屋ごとに壁の色が違っているシンプルな室内も、二人だけを際立たせます。
最初、少女への性的興味はないからと超さわやかに振舞うジェフの仮面が剝がれていくところとか、エレン・ペイジの子どもっぽさとオトナびたところが次々ミックスされて見えるところも見所ですね。
ジェフ役の方、『オペラ座の怪人』でラウル役した方で、途中で気がついて、あらあら~と。ラウル役のときの髪がへんてこだったのでイケメンと思えなかったけど、この役はなかなかいい感じでした。ケビン・コスナー風?
赤いフードを被って自殺させたジェフの家から出てくるヘイリー、狼を退治した赤ずきんちゃん、ということらしい。闇の仕置き人かしら。
ただ、変態野郎をやってやった!という爽快感がなく、ああ・・・自殺に追い込んだか、と抜けきらない気分です。
ジェフも法的に倫理的に問題ありですが、ヘイリーもなかなかの変態じみた言動をしているから。
どちらも、オカシイの。
あと、エレン・ペイジ恐るべしな作品でもあります。童顔の美人でもない彼女、しかし知性輝く女性という雰囲気があって、この先も楽しみです。
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