2012/07/07

『僕を葬る』

Le Temps qui reste 2005年 フランス



監督/フランソワ・オゾン
メルヴィル・プボー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、
クリスチャン・センゲワルド



★★★★



風景やカフェの風景がとてもきれい、主人公ロマン役の顔もきれい。恋人役もきれい。



末期がんを宣告されたイケてるファッションカメラマンのロマン(ゲイ)、家族とのビミョウな溝は埋められず、病気のことを告げられない。
同居していた無職の若い恋人のことは、もう興味がないと追い出す。



かつて、夫を亡くしたあとの自分を守るため息子をおいて家を出たという祖母(ジャンヌ・モロー)には、病を告白できた。なぜ私には話してくれるの? もうすぐ死ぬから。似ているとおもうからだよ。



仕事を休止し、酒びたりとなり、自ら捨てた恋人の就職活動の手伝いをこっそりとする。そして。不妊の夫婦のために協力し、生まれくるその子に自分の財産を譲る遺言を残し、1人の自分のまま死んでいくことを選ぶロマンの数ヶ月が描かれています。



ロマン役のプボーがやつれて痩せていくのは頑張ったねと思うけれど、映像がきれいなうえに、彼の顔がきれいなもので、癌患者の苦悩をひしひしと感じるまでは至らず。



」癌であることとは別に、衝突してばかりの姉とその子どもたちを、遠くから見つめて写真を撮るところなど、世界とのかかわり方が、何か見えない壁のなかから見ているようなロマンが印象的です。



オゾン監督って、映像はきれいだけど、人への態度が冷たいところが持ち味なのだろうか。女性にも意地悪目。いくつか見てるけど、他人を信用しない人が多く登場する気がします。



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