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『わたしのマトカ』では大笑いで、腹筋まで痛めてしまった、片桐はいりのエッセイ2作目。
前回はお仕事から派生したフィンランドでの抱腹絶倒の旅エッセイだったが、今回のテーマは家族。中米のグアテマラで結婚し、家族を持って生活の根を下ろした弟さんと、はいりさんからみた片桐家がテーマ。
前もびっくりしたのだけど、はいりさんの目線がとてもオトナなのが素敵。社会人として、とか狭い意味のオトナじゃなくて、人間の器が大きくて、大胆だけど真面目で、でも遊べて、と、奥行きのある素敵な人だと思わせます。
半ば音信不通だった弟と、faxを自らグアテマラに持っていったことをきっかけに連絡をし始め、さらにPCのお陰ですっかりマメに連絡しあうようになったとあって、ネットの普及の良い面だよなぁとしみじみ。お父様の体調が悪くなったときも、姉弟で24時間体制で様子を確認していたとか。
しめっぽくもなく、ほとんど未知の世界に近いグアテマラをいかにも異国らしく書くのでもなく、自分の目で見て感じたことを綴っているのも、良いところでした。
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