ヘアー HAIR 1979年
監督/ミロス・フォアマン
ジョン・サヴェージ、トリート・ウィリアムズ、ビヴァリー・ダンジェロ
★★★★
好き嫌いで言えば、好きじゃない映画になるのか・・・。
60年代のヒッピー文化が良く分かる、という点で4つ★。出演者、ストーリーについては、ふん、若者め・・・という印象で、好みません。
2011年に30代の私が見ると、この当時のヒッピーはいま何をしてるのかが気になります。迷惑かけて生きてる、親に甘えて生きてるよね、反戦運動は支持するけれど、親のお金で悪戯するなんて、子どもだよなぁ
マリファナやLSDを使って現実逃避してる姿に、ちっとも共感できません。あと、不潔そうなのも・・・いやだぁ
どんなに、一見筋の通ったことを話しても、や、フラフラしてる君に言われてもね、と言いたい。
音楽、悪くないような。当時はミュージカルにロックを導入したことが新しかったのだろうなと思うものの、楽曲自体が心に残るかというと、そうでもなかった。
他国の内戦に加担(ベトナム戦争)してる戦争に、自分の命を投げ出す価値があるのか? 後半、徴兵までの数日をヒッピーと過ごしたクロードの新兵訓練の場面があり、オトナも子どもたちをいい様に使ってる、というアメリカの事情も描かれます。
リアルタイムで舞台を観た場合と、10年後に映画化した場合では、振り返った感が強いのかもしれません。あふれるパワーというよりも、若者を描く、というオトナ目線の映画になってましたし。責任ある人物になることを求めている気がしました。誰が父親か分からない子を妊娠している子に、すでに母となっている子が、信じられない、と握手を拒否するところがあって、そうだそうだ、親は良くても子どもがかわいそうだ!と思う。
映像はリアル過ぎず、ファンタジー過ぎず、ほどよい現実感が残っていて良い。
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