サヨナライツカ 2009年
監督/イ・ジェハン
中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子、加藤雅也、マギー
★★
人に勧める度は、★1なのだが、西島くんを鑑賞しつつ、いろいろ笑える映画ってことならまぁ・・・。
不思議な演出に戸惑うばかりの私。たとえば、冒頭、大邸宅で光子(石田ゆり子)が婚約者の豊(西島秀俊)にお茶を出すのは、床の上。むむ、光子ったら身持ちが堅いフリして誘ってる!と思ったのだが、たぶん違うよね。韓国の監督だからか?
沓子との逢瀬で、光子からの定時の国際電話にぎりぎり帰宅の豊さん、最後、電話に向かってダイブしてた。ダイブ・・・ 無茶っていうより、バカすぎです。
とりあえず、豊は思われすぎていいトコ取りってことでいいのかしら。妻には尽くしてもらったようだし、光子にも離れたあとも思われてたし。
愛してたのに、どうして25年も会いに行かなかったのか。それは、豊さんは出世したかったからだよね。ずるいよー。NYで探したんだ、とかって! せめて離婚しとけと思うわ。ほんと身勝手ねー。
豊は婚約者が愛人に釘を刺してたことも知らず、立派に出世したのでした。
一度でも愛しているといわれたことはありますか? 微笑みながら言う光子、偉い!てか、怖い。ここから居なくなってください、っていうのもスゴイものがありました。
あー、期待したミポリン頑張ったベッドシーン、ですが(公開時はR15)。全然、セクシーじゃなかった。沓子ってば、無言で部屋に突入して、いきなりセックスするのに、色気なしとは・・・がっかりだよ。
中山美穂は、しゃべらなければ美人と思うけれど、声と喋り方が子どもっぽい。アイドルの頃は、大人びている人だったのに、意外でした。ばかな子?ってくらい幼稚に見えてもったいない。
西島くんは、腹筋鍛えてるのねっていう上半身が見られます。「好青年!」というより、出世のために名家の娘と結婚できる、計算高い男に見えます。あ、それなのに、沓子におぼれたということが言いたいわけか。そうかそうか。
だけど、出世とはかりに掛けるほど、中山美穂がいい女に見えないところが問題だ。
美しい恋愛モノにしたいのか、笑わせたいのか、何だかよくわからない演出に笑ってくださいの2時間です。