リバティーン The Libertine 2004年 イギリス製作 110分
監督/ローレンス・ダンモア
ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコビッチ、ロザムンド・パイク
★★★
リバティーン=放蕩者
1660年代、王政復古のイギリス。国王チャールズ二世の恩赦を受け、3ヶ月の追放からロンドンへ戻ったジョン・ウイルモットは、芝居小屋で大根役者と呼ばれているエリザベス・バリーの隠れた才能に気づき、「ロンドン一の女優にしよう」と申し出る。一対一の舞台稽古が始まり、2人はぶつかり会いながらいつしか惹かれあうようになる。
やがて感情のこもったバリーの演技が高く評価され、2人は愛を確かめ合う。一方、ジョンの才能を高く評価していた国王は、フランス大使を招く歓迎式典で、ジョンの戯曲上演を計画するが、彼の怠け癖を知る国王は、バリーにジョンの監視を命じる。
式典当日、ジョンは国王を侮辱し、政府をこき下ろす内容の劇を上演し、途中で中止に追い込まれる。
バリーの裏切りを知ったジョンは姿をくらまし、数ヶ月後、名前を変え変わり果てた姿で現れる・・・。(公式HPより)
才能に肉体が負けた典型のような『アマデウス』を思い出す人物像、17世紀には早すぎた才能。
人と相容れず衝突を繰り返す面と、女優バリーとの交流、献身的な妻との愛憎交じりの絆。面白くなりそうなものなのに、何だか手ぬるい感じがするのはどうしてだろう。
人生を追うほど深くなく、物語を派手に盛り上げるほどには、展開はシンプルで。
もとは、ジョン・マルコビッチが主演した舞台だそうで、そのせいかセリフも大仰なものが続き、人物に近づく映画ではかえってウソ臭さが増す残念な結果になりました。
映画もマルコビッチが主演すればいいのにな。憎たらしさ>才能 という早すぎる天才の理解されなささが出たのではないかと。人間として、特別好ましい人ではないところに魅力があるタイプだと思うのですが、なにせジョニー・デップ・・・ 愛嬌がありすぎる!のだ。
17世紀のイギリスの舞台環境がわかる点で、★を1つ追加です。素材はいいのに、料理人が塩梅をまちがえた残念な雰囲気がただよう。
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