2012/04/14

『しあわせの雨傘』

Potiche 2010年 フランス



監督/フランソワーズ・オソン
カトリーヌ・ドヌーブ、ジェラール・ドバルデュー、ファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアール



★★★



傘工場の創業者の娘である、ドヌーブは会社を継いだ夫から飾り壺だとないがしろにされながら、2人の子供を育てあげ、いまは裕福な奥様として振舞っている。



労働環境の改善要求が盛り上がり、スト決行のさなか夫が倒れた。彼女は、創業者娘、現社長夫人として<夫がもどるまでの間>会社を運営することに。



明るく前向きな女性、というキャラのドヌーブはこの年でもキレイな人だなぁ・・と。かつて関係を持ったことのある、車を修理してくれた労働者の男=今は政治家、の助けや、家族の助けをうけ、工場も経営回復。



ついに、夫を放り出し、離婚するわ、と言い、議員になる!と選挙に出て当選。



ざっくり言えば主婦のサクセスストーリーだけど、がつがつした感じがないのが、監督の趣味とドヌーブの上品さでしょう。
トラックをヒッチハイクして乗り込むときの、足の美しさったら。



子供に対する態度も、ママらしいのだけれど、同時に別の人格を持った人間同士であるという線引きをするのが、フランスの親子関係なのか。



息子の父親が誰か? 候補がありすぎるのもスゴイわね、ってところ。いかにも、フランス的な展開です。



★3つなのは、どうにも展開がもっさりとしてたのと、邦題のせいで<傘>への期待がありすぎたせい。傘といえば、当然『シェルブール』なのですが、傘のステキな映像がちょっとしかなくて、案外がっかりしてしまった。
原題の意味は、<壺> お飾りの女、ということです。






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